Category Archives: ガラスの疑問

ガラスは何からできている?

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ガラスというのは、現代人が生活をしていく上にはもはやなくてはならない存在となっています。しかも高価な物でもないので、ガラスとして製品化された物を購入するのが一般的となっています。誰も、ガラスの原料から仕入れてガラスを作るということはまずしないでしょうね。

ところでガラスというのは、何からできているのでしょうかね?そんなことすらも興味を示す人というのは、きわまてわずかでしょうね。そうしたガラスにも今日、様々な種類のガラスが作られているのですが一般的なガラスの場合には、石や砂の中に含まれている材料を原料としているのです。どのような材料かと申しますと、石灰石やソーダー灰・ケイシャなどの材料になります。それらの材料を混ぜ合わせることによって、ガラスが作られるようになっています。とくにそれらの材料の中でも、ケイシャという材料は聞きなれない名称だと思うのですが、この材料はどこにでもあるような砂の中に含まれているキラキラと光っている、ちょうどガラスの細かい欠片のような物がそうです。その後、それらの材料を1500度前後の高温で熱することによりドロドロと溶けるようになります。そのドロドロとしたガラスの原料に息を吹きかけながらガラスを作るのですが、そのオーソドックスなガラスの作り方については、誰もがテレビなどで見かけたことがあるのではないでしょうか?もちろん、そうした作り方というのは、ガラス職人さんの製法になるのですが、工場などでは大きな敷地一杯にドロドロに溶けたガラスの原料を広げて、板ガラスなどを作っています。とくにガラスが高温状態にある時は、ドロドロとゲル状になった液体のような存在ですが、低温に冷やされるとガラス製品に代表されるように硬くて割れ易くなります。

このようにガラスは、その製品や製法には様々な違いがありますが、その原料ともなるとあくまでも上述したような3つの原料に限定されるのです。